中古車査定で注意すべき業者とは?後悔しないための見極めポイントを徹底解説

中古車を売るとき、どの業者に査定を依頼するかによって、最終的な売却価格が大きく変わってきます。せっかくなら高く、そして気持ちよく売却したいものですが、中には“注意が必要な業者”も存在します。この記事では、後悔しないために知っておきたい「見極め方」と「よくある注意点」について詳しく解説します。

1. 即決を迫ってくる業者には要注意

一括査定を申し込むと、複数の業者から連絡が入り、スピーディに商談が進むケースもあります。ただし、「今決めてくれたらこの金額で買い取ります」といった“即決営業”をかけてくる業者には要注意。焦らせるような提案は、相場や他社と比較させないための常套手段であることもあります。

2. 電話での査定と実査定に大きな差があるケースも

「◯◯万円で買い取れますよ!」と電話で高額な提示をしておきながら、実際に現地で車を見た後に減額される──そんな“二重価格”のような査定も問題です。減額の理由を具体的に説明せず、「この状態では無理ですね」と曖昧な対応をされる場合は、契約前に一度冷静になった方がいいでしょう。

3. 査定の根拠を明示する業者を選ぶのが鉄則

信頼できる査定業者は、「なぜその価格になるのか」を丁寧に説明してくれます。外装の状態、走行距離、装備品の有無など、減点・加点の基準が明確であるかどうかが重要です。また、査定士の対応や説明のわかりやすさも、安心できるかどうかの判断材料になります。

まとめ

中古車査定は、一見どこも同じように見えて、実は業者によって対応や価格が大きく異なります。だからこそ、焦らず複数社の話を聞いたうえで、説明の明確さや態度の誠実さを判断基準にしましょう。愛車を納得いく価格で手放すためには、「高額査定」だけでなく「信頼性」も重視することが大切です。

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